導入後もらくらく運用 MDM比較ナビ » MDMで解決! 企業が抱えるテレワークのIT課題まとめ » 社用スマホはどこまで監視できるの?
監視する際の注意点

公開日: |更新日:

社用スマホはどこまで監視できるの?
監視する際の注意点

社用スマホの監視は、企業のセキュリティ維持と資源の適切な使用を確保する上で重要な役割を果たします。しかし、どこまでの情報を監視できるのか、そして監視する際にどのような点に注意すべきなのかについて正確に理解が大切です。

社用スマホを監視できるものとは?

社用スマホの監視には、業務の効率化、セキュリティの強化、および資源の適切な利用を確保する目的があります。企業は以下のような情報を監視することができますが、これを実施する際には従業員のプライバシー権を尊重し、適切な手続きを踏む必要があります。

通話履歴や通話料

企業は社用スマホの通話履歴や通話料などの確認が可能です。これにより、業務用通信と私的通信の区別、通信コストの管理が可能になります。とくに通信料が業務上の利用であるかどうかを把握することで、不要なコストを削減に繋げられるでしょう。

位置情報の把握

GPS機能を利用して従業員の位置情報を把握することが可能ですが、この情報の取得と利用には厳格なルールが必要です。例えば、業務遂行上必要な場合のみに限定し、従業員への事前の説明と同意をとるようにしましょう。

インストールしているアプリ

社用スマホにインストールされているアプリケーションの監視は、不適切なアプリがインストールされていないか、または業務に必要なアプリが適切に使用されているかの確認に役立ちます。特定の管理ツールを用いることで、企業はインストールされているアプリの一覧を確認し、必要に応じて使用制限や削除といったアクションが可能です。

サイトの閲覧履歴

従業員が社用スマホを使用してアクセスしたウェブサイトの履歴も監視の対象となります。これは、業務に関連しないサイトへのアクセスを制限することや、セキュリティリスクのあるサイトへのアクセスを防ぐために有効です。

社用スマホの監視が違法にならないための注意点

社用スマホの監視を行う際には、従業員のプライバシー権を侵害しないよう、法的な枠組みの中で慎重に行わなければなりません。特に、以下の2点に留意してください。

監視は業務時間内のみ

監視活動は業務時間内に限定することが望ましく、従業員のプライベートな時間における監視はプライバシーの侵害につながる可能性が高いとされています。業務時間外の監視には合理的な理由が必要であり、無差別な監視は避けるべきです​​。

社員に事前に説明する

監視を行う前には、その目的、範囲、方法などを社員に対して明確に説明し、同意を得ることが必要です。従業員に対して透明性を持たせることで、信頼関係の構築にも繋がります。また、社員が監視の事実を知らされていない状態での監視は、法的問題を引き起こす原因ともなるでしょう。​​​。

まとめ

社用スマホの監視は、業務の効率化やセキュリティ維持のために有効な手段ですが、違法にならないためには業務時間内に限定し、事前に社員に十分な説明が必須。これにより、従業員のプライバシーを尊重しつつ、企業としての適切なリスク管理が可能になります。そのためにもMDM(モバイルデバイスマネジメント)などのツールの導入も検討するとよいでしょう。

月額費用が165円~とお安い
国産MDM4選

手厚いサポートが期待できる国産MDM18社(※)のうち、月額費用の最低料金が1台165円からとお安く、無料トライアルのあるMDM4つを厳選しました。
※2021年2月時点で、日本国内で利用でき公式HPが存在しているMDMのうち、国産のものを選出しています

100%(※)のユーザーが
使い勝手を評価
mobi
connect
月額費用
165円~275円/台(※1)
ここが
ポイント
  • 企業の声に耳を傾け改善を繰り返し使いやすさを追求
  • 操作方法や活用方法をすぐに確認できる等導入後のサポートも充実
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS

※2018年度、エンドポイント管理史上のマーケティング分析(株式会社テクノ・システムリサーチ社)より
参照:mobiconnect公式HP(https://www.mobi-connect.net/)

アンドロイドの
セキュリティを強化
MDM MoDeM
月額費用
165円~330円/台(※2)
ここが
ポイント
  • Androidに強力な閲覧制限をかけられる
  • Android上での偽造アプリのダウンロードを防ぐセキュリティ機能を搭載
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS
   
災害・電話網の
障害に強い
SPPM
2.0
月額費用
165円~330円/台(※3)
ここが
ポイント
  • 災害や電話網の障害に強く、無線LAN端末にも有効
  • 安否確認システムに利用できる機能あり
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS
ニーズに合わせ
5プランから選択可能
FiT SDM
月額費用
165円〜2,200円/台(※4)
ここが
ポイント
  • 管理でなく「活用するためのMDM」であるデジタルサイネージ機能あり
  • 機能を使える端末が限定されないプランも
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS

※1 エントリー1,980円/台(年額)~スタンダード3,300円/台(年額)を月額換算した金額。学校・教育委員会は、要見積
情報参照元:mobiconnect HP(https://www.mobi-connect.net/price/)
※2 ライトプラン月額165円/1台~エンタープライズプラン月額330円/台の場合
情報参照元:MoDeM HP(https://www.ascentnet.co.jp/mdm-modem/mdm価格/)
※3 SPPM2.0 ASPサービス 基本機能パック165円/台~SPPM2.0 ASPサービス フル機能パック330円/台の場合
情報参照元:SPPM 2.0 HP(https://www.sppm.jp/導入事例・ご利用まで/料金/)
※4 FiT SDM「Stage1」(Android) 165円/台~FiT SDM「サイネージ」(Android) 2,200円/台の場合
情報参照元:アステリアHP(https://www.arteria-net.com/business/service/other/mdm/sdm/)