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会社用端末の使用状況が把握できない

会社用端末の使用状況が把握できない

会社用端末を導入し配布したはいいものの、それぞれの端末の利用状況を把握できるお困りの企業も多い事でしょう。そんな会社用端末の使用状況を把握するためには、MDMが適しています。このページでは、MDMの導入方法を解説しています。

会社用端末の使用状況が把握できないとこんなトラブルが

営業用や社内連絡用、テレワーク用等、会社用端末の導入台数が増えてきている企業も増えてきていることでしょう。しかし台数が増えることで、使用状況が把握できず、重大なトラブルが起こるリスクもあるのです。

  • 業務に関係ないアプリを入れている
  • 私用PCやスマホと混同してしまっている
  • 社内で推奨していないクラウドやアプリ・アドオンを使用している
  • 会社の許可なくフリーwifiを使用している…等

会社用端末の使用状況が把握できない場合に起こり得る上記のようなトラブルは、MDMの導入によって解決できます。MDMというのはモバイルデバイス管理を意味するシステムで、複数の端末を一元管理できる仕組みです。

このページでは、MDM導入の流れを解説していきます。

手順1.MDM導入の事前準備作業

まずは事前準備作業として、キッティングという作業が必要となります。キッティングとは、必要なアプリケーションのインストールやネットワークへの接続といった、端末がすぐに利用できる状態にするためのセットアップ作業のことです。

キッティング準備

キッティング準備に必要なのは5つ。

  • MDM証明書の登録
  • テンプレートの登録
  • 構成プロファイルの登録
  • アプリの登録
  • デバイスの登録

キッティング

キッティングに必要な作業は4つです。

  • アクティベーション
  • 手動設定
  • チェックイン
  • 各アプリの設定

手順2.トライアルを申し込む

事前準備の洗い出しが完了したら、次はトライアルを申し込みます。

利用したいMDMサービスの選定が出来たら、トライアルを申し込み、マニュアルのダウンロードを行いましょう。マニュアルに従い先ほどの、キッティング準備及びキッティング作業を実行、機能検証を行っていきます。

手順3.導入・運用検証

次に、導入・運用検証を行っていきます。この検証は、導入時の手間とコストをいかに省けるかが重要なチェックポイントです。社給のiPhoneを大量導入する場合、Apple社のサービスADP( Apple Developer Program)の導入を検討することをおすすめします。

アプリの一括購買や端末設定支援サービスなどの利用で導入作業が簡単になるため、検討してみても良いかもしれません。ただし、導入するキャリアや代理店がDEPに対応していない場合もあるため、チェックしておきましょう。

SIM端末は常にネットワークに接続している状態になるため、夜中に端末がスリープ状態であってもセキュリティ情報以外は取得可能で、社員が画面ロックを解除した段階で設定やアプリの配布が行われます。

iPhoneなどの端末は朝方にアクセスが集中するといわれており(※)、Wi-Fi端末は業務開始時刻に画面ロックの解除を行います。つまり、アクセスが業務開始時刻にアクセスが集中してしまうということです。

※参照:サーバー村より(http://rensaba-guide.net/seo/oneday-know/)

セキュリティが強化されている端末は、夜中に配布するといった対応が出来ません。そのため、もし端末を大量に導入しなくてはいけない場合、大量に端末を導入しても問題のないMDMサービスを選定する必要があるでしょう。

手順4.大規模導入

1万台以上の端末の導入を考えている場合、導入開始時に工夫が必要になってきます。例えば、何か問題が起きてしまった場合に切り分けできるように、台数を区切り数日かけて導入するなど。

導入状況の監視や問題発生時に即対応といった導入支援サービスを行っているMDMサービスもあるため、サービス選定時にサポート体制についてもよくチェックしておくと良いでしょう。

低コストで導入しやすいMDM一覧はこちら

月額費用が165円~とお安い
国産MDM4選

手厚いサポートが期待できる国産MDM18社(※)のうち、月額費用の最低料金が1台165円からとお安く、無料トライアルのあるMDM4つを厳選しました。
※2021年2月時点で、日本国内で利用でき公式HPが存在しているMDMのうち、国産のものを選出しています

100%(※)のユーザーが
使い勝手を評価
mobi
connect
月額費用
165円~275円/台(※1)
ここが
ポイント
  • 企業の声に耳を傾け改善を繰り返し使いやすさを追求
  • 操作方法や活用方法をすぐに確認できる等導入後のサポートも充実
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS

※2018年度、エンドポイント管理史上のマーケティング分析(株式会社テクノ・システムリサーチ社)より
参照:mobiconnect公式HP(https://www.mobi-connect.net/)

アンドロイドの
セキュリティを強化
MDM MoDeM
月額費用
165円~330円/台(※2)
ここが
ポイント
  • Androidに強力な閲覧制限をかけられる
  • Android上での偽造アプリのダウンロードを防ぐセキュリティ機能を搭載
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS
   
災害・電話網の
障害に強い
SPPM
2.0
月額費用
165円~330円/台(※3)
ここが
ポイント
  • 災害や電話網の障害に強く、無線LAN端末にも有効
  • 安否確認システムに利用できる機能あり
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS
ニーズに合わせ
5プランから選択可能
FiT SDM
月額費用
165円〜2,200円/台(※4)
ここが
ポイント
  • 管理でなく「活用するためのMDM」であるデジタルサイネージ機能あり
  • 機能を使える端末が限定されないプランも
  • iOS
  • Android
  • Windows
  • MacOS
  • tvOS

※1 エントリー1,980円/台(年額)~スタンダード3,300円/台(年額)を月額換算した金額。学校・教育委員会は、要見積
情報参照元:mobiconnect HP(https://www.mobi-connect.net/price/)
※2 ライトプラン月額165円/1台~エンタープライズプラン月額330円/台の場合
情報参照元:MoDeM HP(https://www.ascentnet.co.jp/mdm-modem/mdm価格/)
※3 SPPM2.0 ASPサービス 基本機能パック165円/台~SPPM2.0 ASPサービス フル機能パック330円/台の場合
情報参照元:SPPM 2.0 HP(https://www.sppm.jp/導入事例・ご利用まで/料金/)
※4 FiT SDM「Stage1」(Android) 165円/台~FiT SDM「サイネージ」(Android) 2,200円/台の場合
情報参照元:アステリアHP(https://www.arteria-net.com/business/service/other/mdm/sdm/)