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このページでは、無料で利用できるMDMツールの特徴や、実際に使用する際の注意点などについて総合的にまとめています。MDMツールの導入を検討している方はぜひ参考としてご活用ください。
結論から言えば無料で利用できるMDMツールは存在します。
無料MDMツールには、有料ツールの一部機能が制限されてフリープランとして提供されているものや、一定期間だけは無料というトライアル版としてのMDMツールなど複数のパターンがあり、それぞれの製品やメーカーごとに実際のツールの内容に関しても違いが存在しています。
また、その他にもオープンソースで提供されているMDMツールであれば、自分でツールを開発・構築することにより完全無料のMDMツールを利用することも可能です。
無料で利用できるMDMツールの多くは、トライアル版やフリープランとして提供されています。このような無料MDMツールには機能制限があり、利用できる範囲が有償版よりも狭いことがデメリットです。
また、オープンソースを利用して自分でツールを構築するためには相当の知識とスキルが必要であり、これらの知識がない人にとってはあまり現実的でありません。加えて、オープンソースから完全無料のMDMツールを自社開発できたとしても、実際の運用に当たって証明書取得費用が発生することがあります。ツールそのものは無料でも、利用するには結果的に費用が発生してしまうといったケースも想定されるでしょう。
実際にMDMツールを導入する場合は、機能制限がない有料ツールが望ましいでしょう。無料ツールやトライアル版は、導入失敗のリスクを軽減するためのものと位置づけて、使用感や導入メリットを検討することのをおすすめします。
オープンソースを活用した完全無料のMDMツールは存在しますが、そこから自社用ツールを開発するには十分なスキルが不可欠。一般的に無料のままでの開発・運用は困難な目標といえるでしょう。
しかし、有料版のMDMツールでも製品によって使用感や機能に差があることも事実です。
無料プランやトライアル版を積極的に利用して、担当者にも相談しながら各社のMDMツールと自社の相性を確かめるようにしてください。なお、無料版やトライアル版を利用する場合、有料版との違いについても最初に問い合わせておくことが肝要です。
手厚いサポートが期待できる国産MDM18社(※)のうち、月額費用の最低料金が1台165円からとお安く、無料トライアルのあるMDM4つを厳選しました。
※2021年2月時点で、日本国内で利用でき公式HPが存在しているMDMのうち、国産のものを選出しています
※2018年度、エンドポイント管理史上のマーケティング分析(株式会社テクノ・システムリサーチ社)より
参照:mobiconnect公式HP(https://www.mobi-connect.net/)
※1 エントリー1,980円/台(年額)~スタンダード3,300円/台(年額)を月額換算した金額。学校・教育委員会は、要見積
情報参照元:mobiconnect HP(https://www.mobi-connect.net/price/)
※2 ライトプラン月額165円/1台~エンタープライズプラン月額330円/台の場合
情報参照元:MoDeM HP(https://www.ascentnet.co.jp/mdm-modem/mdm価格/)
※3 SPPM2.0 ASPサービス 基本機能パック165円/台~SPPM2.0 ASPサービス フル機能パック330円/台の場合
情報参照元:SPPM 2.0 HP(https://www.sppm.jp/導入事例・ご利用まで/料金/)
※4 VECTANT SDM「Stage1」(Android) 165円/台~VECTANT SDM「サイネージ」(Android) 2,200円/台の場合
情報参照元:アステリアHP(https://www.arteria-net.com/business/service/other/mdm/sdm/)