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BYODとは、「Bring Your Own Device 」の頭文字をとった略語です。その名の通り、「従業員が個人所有するモバイル端末を業務で使用すること」を指します。会社にとっては、従業員全員に対して業務用端末をわざわざ用意する必要がなくなるのが大きなメリット。従業員にとっては、「仕事用・プライベート用の二つの端末を使い分ける手間がなくなる」「使い慣れた端末で業務を行うことができようになる」といった点がメリットです。また、BYODが活用できるとテレワークの実現が容易になり、生産性向上にもつながります。
BYODを導入するうえで、何よりも重要なのがセキュリティ対策です。充分なセキュリティ対策を講じないままBYODを導入すれば、機密情報の流出といったリスクは避けられません。
また、プライベート用の端末を業務で使用することに社員が抵抗を覚える可能性もあります。従業員の不安を払拭するために、「BYODを導入することは、会社が従業員の個人情報を管理することではないこと」を充分に周知し、浸透させるのが大切です。
BYODにおけるセキュリティ対策の重要性について触れました。BYODにおけるセキュリティ対策において、具体的にはMDMおよびMAM・MCMといったツールを活用するのがポイントです。
なお、BYODのセキュリティ対策としてMDMを導入する場合、従業員には、「位置情報が会社に知られる」「アプリケーションのダウンロードが制限されるかもしれない」「個人情報が会社に管理されてしまう」といった不安が生じます。会社は、個人情報の管理の方法等をきちんと定めた上で、MDM運用のルール・ガイドラインを明確にしなければなりません。
手厚いサポートが期待できる国産MDM18社(※)のうち、月額費用の最低料金が1台165円からとお安く、無料トライアルのあるMDM4つを厳選しました。
※2021年2月時点で、日本国内で利用でき公式HPが存在しているMDMのうち、国産のものを選出しています
※2018年度、エンドポイント管理史上のマーケティング分析(株式会社テクノ・システムリサーチ社)より
参照:mobiconnect公式HP(https://www.mobi-connect.net/)
※1 エントリー1,980円/台(年額)~スタンダード3,300円/台(年額)を月額換算した金額。学校・教育委員会は、要見積
情報参照元:mobiconnect HP(https://www.mobi-connect.net/price/)
※2 ライトプラン月額165円/1台~エンタープライズプラン月額330円/台の場合
情報参照元:MoDeM HP(https://www.ascentnet.co.jp/mdm-modem/mdm価格/)
※3 SPPM2.0 ASPサービス 基本機能パック165円/台~SPPM2.0 ASPサービス フル機能パック330円/台の場合
情報参照元:SPPM 2.0 HP(https://www.sppm.jp/導入事例・ご利用まで/料金/)
※4 FiT SDM「Stage1」(Android) 165円/台~FiT SDM「サイネージ」(Android) 2,200円/台の場合
情報参照元:アステリアHP(https://www.arteria-net.com/business/service/other/mdm/sdm/)